7.14.2008

Linux/Windowsのクロスコンパイル環境の構築1

というわけで、coLinux+Debian(Lenny)+mingw-cc+OepnGLで、Windows上で動くOpenGLアプリをcoLinux上で作れる環境を整えてみようっていう話。

以前にetch上で整えたときに、時間があればまとめる的な話をしつつ、まったく手をつけていなかったのに、今回の再インストールという事態になったため、早めに残しておくことに。

まずは

# apt-get install mingw32 mingw32-binutils mingw32-runtime
で、必要なものを放り込む。

次に、
# locate mingw32
して、mingw32コンパイラなどの関連ファイルを見つける。
我が家のcoLinux+Debianでは、/usr/bin/i586-mingw32msvc-*としてコンパイラ群がインストールされていた。

そこで、これに対してシンボリックリンクを作成し、コンパイルの時打ち込むコマンドが少なくて済むようにする。
私はmingw-ccをCコンパイラに、mingw-c++をC++コンパイラに割り当てた。
全体で使うなら、コンパイラのあるディレクトリ内に一緒にシンボリックリンクを作成してもいいけど
個人で使うだけなら/home/user_name/binあたりに置いとくほうがいいかも。

リンクをはったら、
$ mingw-cc --version
とかして、うまくいってることを確認。

うまくいっていたら、Hello world.あたりを書いてコンパイルする。
コンパイルしてできたファイル(デフォルトならa.exe)をWindowsに移動させ、実行する。

うまくいったら、クロスコンパイル環境はできあがり。
(ここまでうまくいってれば、mathライブラリを使うときのコンパイルオプション-lmとかも普通に通るはず。)

まずはここまで。
OpenGL導入は次の記事で。

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