5.31.2010

もう6月ダヨ!!

なんにもしないまま、6月になってしまうような気もする。
ただ、数字だけ見れば散財はしているらしく、今月もあれこれと買いました。

遠出については休みの関係や一緒に行ってくれる友人の関係もあってあまりできておらず、もどかしい限りです。
近々、大哺乳類展~陸の動物にはいこうと思います。
海の動物には必ず行きます。
一緒にいこうぜ!という方はご一報を。

そうそう、昨日久しぶりに秋葉原に行ってきました。
相変わらずの人の多さでしたが、活気という点では(iPad発売直後にもかかわらず)すこし寂しい感じでした。

という何の意味も無い前置きを書いておいて、openSUSEでmozcをビルドした時のメモです。

基本的にはこちらのページに従いますが、先日の更新によって若干依存関係が変わったので、その辺を整えてやる必要があります。

依存関係は、本家のビルド方法を見ればわかる通り、上記サイトのものに加えて、gtest、protobuf、qt4あたりが必要です。
protobufとqt4のdevelパッケージ(具体的にはprotobuf-develとlibqt4-devel)はYaSTやらzypperやらで取り寄せれば良いけれど、gtestのdevelパッケージはSoftware searchから持ってくるのが楽です。

あとは、本家サイトにあるとおりにビルドするだけ。
(時間がなくて、まだビルドしかしてません。インストールはこれから。SUSEだとどこに配置するのが正解なんだろうか?それも調べないと。ちなみに、今回の改変によってuim-mozcなんかも登場しだしているようですが、私は無難にibusを使いました。)

ただ、他のサイトでも言及されているように、標準ビルドでは語彙が少ないので、このあたりの私家製辞書をパッチして使うとよさげです。

詳しい手順はまた後日。インストールまで終えて、使用感がわかったらまとめようと思います。

5.22.2010

Linuxユーザーも、Japaninoで遊ぼう!!!



買っちゃいました。学研の大人の科学。
なんと今号の付録は8bitマイコン!!!
そして、マイコンの動きを視覚的にフィードバックしてくれるLEDライト、P.O.V.のセットです。

大人の科学のサイトで配布されているプログラムはWindows/Mac向けのもののみで、店頭で見た限りではLinuxでは使えないと思いましたが、オープンソースの開発ツールで…という記述に光を感じて即買い。

ぐぐってみると、こちらによくまとまってました。
ベースになっているのがよく知られたマイコンボードのようで、その開発ツールを流用できるみたいです。
openSUSEでの利用方法もこちらで解説されているので、ほぼここを参照して、その通りやればOKでした。
1点、シンボリックリンクを作るときのコマンドが
find /opt/cross/bin/ -iname "avr*" -exec ln -s -t /usr/local/bin/ {} \;

ではなくて
find /opt/cross/avr/bin/ -iname "avr*" -exec ln -s -t /usr/local/bin/ {} \;

なので、そこは注意したほうが良いと思います。

さっそく遊んでみてますが、やはり視覚的なフィードバックがあると面白いですね。
音をならしたり、いろいろと遊ぶためにはもっと内容を理解して拡張する必要がありそうですが、久しぶりに遊べるおもちゃを手に入れて喜んでます。

どこかいこうと思ったけれども、結局これで休みが潰せそうです。

ぜひ、みんなでJapaninoを楽しみましょう。

5.20.2010

久しぶりに雑誌を買った。

なんとなく本屋で目についたので、Software Design誌を購入。
しばらく買わないうちに、値段上がったのかな?
以前は1000円ぐらいの印象だったんだけれども。

ただ、高いなぁと思う金額を出した割には、特集系の記事で脱字を見つけちゃったりして、すごく萎えました。
# たぶん二度と買わないだろうな(笑)

とりあえずそこが、今日のお買い物で思った事。

そしてもう一つがクリック募金の話。
dff.jpはクリック募金のサイトとして有名で、僕も1日一回はのぞくようにして、できる限りクリック募金に参加している。

で、最近dff.jpのトップページから、コニカミノルタのクリック募金広告がなくなった。
僕はWWFの活動を応援しているし、クリック募金のサイトとしてもシンプルな作りで好きだったので、ちょっと探してみると、クリック募金自体をやめたわけじゃなくて、diff.jpに広告を出すということを止めただけの様子

けれども、ここで大きな違いを見つけた。
それは、1日あたりの総クリック数だ。
桁数にして、一桁違う。
たかだかdff.jpに広告を出さなくなっただけで、それだけ落ち込むという事に、非常にびっくりした。

それと、可能であればdff.jpついでにコニカミノルタのクリック募金際とにも寄って、じゃんじゃん募金してやろうと思った次第。

あまりまとまらないなぁ。
もっと文章を書く練習をしようと思いました。

5.18.2010

小さな幸せを拾い集める。

帰りの電車で少しだけいいことがあって、疲れていても、探せばそれなりにいいことは転がっているんだなぁと。
もっと積極的に考えて、動かないといかんなぁと、そう思った次第です。

5.16.2010

国立科学博物館に行ってきました。

ふと思い立って、国立科学博物館に行ってきました。
大哺乳類点がやっていましたが、お金がないので今はスルー。
次のお給料が入ったら行こうと思います。

で、通常展示へ足を運んだ訳ですが、学生時代は学生証の提示で入れたので、その感覚で行ったものの、よく考えてみたら既に社会人になっていた訳で、600円の入館料を支払って入館。

こうしてお金を払って入ると、また違った気持ちで観ることができます。

上から順番に見て回り、各種展示に感激し、また地下で行われていた生物多様性に関する展示でも、種の大切さを知ることができました。
(もっとも、一言付け加えれば、もっと「日本固有の種」をアピールしてもよかったと思います。)

地球館は時間がなくて最下層しか回れませんでしたので、今度リベンジしたいと思います。

5.14.2010

久しぶりに昔の夢を見た。

最近、プログラミングにまとまった時間が取れていません。
スマートフォンでもかって、適当なLISP処理系でも積み込んで遊びたいなと思っている今日この頃です。



さて、今日の読書感想文は、アリス・イン・ワンダーランドを見た日に、映画がはじまるまでの待ち時間に購入した一冊です。
タイトルははじめてのトポロジー。
トポロジーといえば、位相幾何学として知られる学問で、近年、グレゴリ・ペレルマンによって3次元におけるポアンカレ予想が肯定的に証明され、解決された事で、一般にも名前をよく聞くようになった学問です。

本初は、そのトポロジーについて、極力数式を使わずに、形って何だろうか?という素朴なところから話を展開し、グラフ理論、ホモトピー、ホモロジーと、徐々にトポロジーへ話を広げていきます。

最終的にはトポロジーの入り口で話は終わるのですが、一般的な雑学としてトポロジーを語るには十分な内容だと言えるでしょう。

後半、ホモローグの話やホモトープの話、次元の話になったあたりは数式が多く登場しますが、それでも読みこなせない量ではないですし、基本的な用語さえ抑えておけば、やっている演算自体はシンプルなものなので、理解するのにあまり苦労はしないと思います。

本初の中で重要なのは、微分位相幾何学などの書籍で語られる、数式で表された厳密なトポロジーについて、図と言葉によって直感的、感覚的に理解させようとしている事にあると思います。

私自身、トポロジーの分野は門外漢ですが、なんとなく内容をつかむことができ、その面白さの一端に触れることができました。
これを読んで思ったのが、もう一度過去に紹介した物も含めて、ポアンカレ予想の書籍を読み直そうという事。

何とも奇妙な世界ですが、いずれはこれが物理学や工学とも密接に結びつく、面白い数学に発展するのかと思うと、ワクワクしてしまいます。
トポロジー、位相幾何学に興味はあるけれど、数式が多用される書籍はちょっと…と思っている方にはおすすめ出来ます。

5.10.2010

最近読んだ本の話。

タイトル通り。

今回読んだのは「水族館のはなし」という本。



著者は江ノ島水族館の館長さん。
僕自身、水族館や海洋好きとあって期待して読んだが、なんというか、形容しづらい読みにくさを感じた。

この手の教養書はハズレらしいハズレはそう多くないものだと思っていたが、まさか自分の興味のある分野の本で、これほどハズレ感を感じるとは思わなかった。

きっと、水族館の歴史や江ノ島水族館の方針等を記した記録としては優れているのだと思う。
けれども、なんともいい難い読みにくさを感じ、途中何度も挫折しかけた。

後半に出てくるバイジーの保護や、日本産淡水魚の話は、内容の面白さもあってすんなり読み進めることが出来たが、それ以外の所は文章が悪いのか内容が悪いのか、読み進めようという気になかなかならない書籍であった。

決して内容がおもしろくない訳ではない。
水族館の歴史的な話や、展示方法、展示生物の話、水産資源大国日本がどのように水族館や水棲生物に関わっているのか?など、テーマとしてはいずれも興味をそそる、大変優位で面白みのある物だと思う。

けれども、何度も書くが読みづらいのだ。
どこがどう読みづらいか、僕自身わかっていないので、それを書けないのが大変歯がゆいが、最後の最後まで読みづらさの残った一冊として、感想文をまとめたいと思う。

5.09.2010

映画に行ってきました。

五月晴れの良い日ですね。こんにちわ。
(GWも終わり、既に「夏休みマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン」とか言ってる方もいるかもしれませんね)

遅ればせながら、タイトル通り映画を観てきました。
観てきたのは、話題の映画「アリス・イン・ワンダーランド」。
ティム・バートン監督の意欲作とか評されていて、アバターの記録を抜いてるとかいうアレです。

せっかくなので最近の映画でよく採用される3Dを楽しんでみることにして、観てきました。
以下感想ですが、ネタバレは含まれていません。あしからず。

・ストーリーについて
アメリカ映画にありがちな一本道のストーリーで、特にハラハラ・ドキドキさせられる場面もなく、かなり単調でした。
頭を使わずに観ることの出来る映画ですが、ストーリーに重きを置くと、まったく楽しめないと思います。

・映像について
映像美はさすがだと思いました。
随所にCGが使われている他、小物にも世界観を崩さないためのこだわりというか、工夫と言うか、そういった趣向がこらしてあって、非常に楽しめました。
ただ3Dは飛び出すものではなく、最近主流の奥行きを感じられるもので、これについて「飛び出る!」を期待して観に行くと、ネット上によくある「言うほど3Dじゃなかった」という感想になるのかなと思いました。

残念な点としては、(おそらく3D映画一般に言えることだと思いますが)動きに弱い事です。
高速に物が動くシーン等は、映像がブレてしまって、少し残念な気持ちになりました。
このあたりは、今後の技術革新が待たれる所だと思います。

・その他
時間があわなかったので吹替版を観ましたが、吹替自体の作りはよかったです。
よくある、劇中の小物の表記まで日本語にしてしまう失態はしておらず、原語のまま劇中でも表記されていたので、その点はよかったです。
ただ、やはり原語+字幕で観た方が数倍楽しめると思います。
「日本語に合わせるために、若干セリフを変えてるだろ?」と思うところが何箇所かあったので、そこが残念な所でした。
あと、ファミリーはもう少し周りに気を遣うべきです。
特にオヤジ達。一番気になったのは、子供のうるささでなく、隣の席のおじさんがしていた腕時計に反射するスクリーンの光でした。
映画館内では時計も外すなり、何かしらの対策をして欲しいです。



頭を使わず、綺麗な画面を観て楽しむ映画としてはいい感じの映画でした。
もっとも、2度、3度観たいと思うものではありませんでした。

もしこれから観ると言う方が居たら、字幕+3Dで観ることを、個人的に強くおすすめしておきます。

5.04.2010

連休終盤でまさかの出会い。

出会いと言っても、工具との出会いですが。

ある程度プラモ用工具がそろって、あれこれとキットに手を入れるよう担ってからというもの、バイスとデジカメが欲しく鳴ってきていたので、それらを買えればと、休日の新宿に行ってまいりました。

そこで出会ったのがコイツ。



太洋電気産業のミニバイスです。
最初は「てだすけ君」という、はんだ付け用のとても便利なクランプを買おうと思って高島屋内の東急ハンズに行ったのですが、どうやら扱っていないらしく、代わりに使えそうなものを探していて、この小さなバイスに出会いました。

オモチャか?と思うほど軽く、本体すらプラスチックで出来ているというチープ感漂う作りだったので、「使えなくても800円弱なら部屋のオブジェになるだろう」と思って(100円ショップのクランプより使えればいいかな?程度に思って)買ってきたのですが、これがまさかの大正解の買い物。

吸盤による吸着力は非常に強く、コタツのテーブル板ぐらいなら軽々持ち上げられます。
金属加工なんかの強い力がかかる工作には不向きかもしれませんが、プラモデルやはんだづけにはまさにピッタリ!
それでいて、値段は1000円に届かない程度と安く、非常におすすめ出来る工具です。
(唯一、寿命が心配ですが)

大きさもタバコの箱程度と場所をとらないので、プラモデルや電子工作に最適なバイスを探している方は、ぜひ試してみると良いと思います。

連休総括

まもなく終わるので。

・プラモデル作った&キットと工具買い足した
・いこうかな〜と思っていた所、数箇所に行ってきた(感謝
・お勉強グッズを揃えた
・何人かの友人とサヨナラした

あとやってないのは部屋の片付けぐらいか。
引越に備えて、荷物整理も含めてボチボチやろうと思います。

5.02.2010

勉強したい!

先日買ったシュレッダーに、やってくるダイレクトーメルやら、必要なくなったAmazonの納品書やらを食べさせては(・∀・)ニヤニヤしてます。

今日は何て事のない日記で、勉強したいなぁという思いに駆られているというお話です。
手始めにいくつか教科書を揃えたので、それらを読みながらちょっとずつ進めていきたいと思います。

学習記録をつけると良いなんて話を聞いたことがあるんですが、学習記録とか続かない方なので(そんなことに労力を割きたくないというのが本音ですが)、その手のログは極力つけないようにしようと思います。
(プログラミングなんかだと、勝手にリビジョンシステムがログを取ってくれるのになぁ)

もっとも、せっかくの連休なので、この休み中はゆっくりしたいと思いますが。天気も良いそうですし。

資格手当もいくつかの資格・検定について付くようなので、ふら〜っと情報系の検定でも取ろうかと思います。
その手の話に付いては、またいずれ。

個人的な趣味で、気象予報士も取りたかったりして、勉強したいなと思った日の日記でした。
学習というより楽習だね。

5.01.2010

「物理学」の伝記。

最近読んだ本の話。

工学系ながらファインマン先生のファンを自称している私ですが、科学史や物理学全般に強い興味があります。
そんな中、書店で目にして、目次にファインマンが入っているのを見て下巻を衝動買いし、翌日店頭ではゲット出来ずにアマゾンで上巻を注文するという形で上下巻を揃えて読んだのがこちら。



物理学天才列伝(上下巻)。
物理学に関わった天才たち29人を、各分野に分けて、彼らの人となりを、その研究成果と合わせて紹介している書籍です。

29人の選び方には若干疑問符が残るものの、内容としては現代科学の父ガリレオによる科学のはじまりから、車椅子のニュートンこと、ホーキングによる超近代宇宙科学まで、力学、電磁気学、熱力学、統計力学、量子力学、相対論、素粒子物理学、原子核物理学、天文学と宇宙論といった、物理学の主要分野をほぼすべてカバーした内容となっています。

流体屋としては、流体を扱っている項がとても少ないのが残念でしたが、29人それぞれが、なんらかの形で他の天才の章に顔を出していたりして、とてもバランスの取れた内容だとは思いました。

熱力学や素粒子、相対論のあたりは数式による解説があり、いわゆる伝記もののように誰でもがすんなりと読める作りにはなっていないものの、内容は平易でわかりやすく、高校程度の物理の知識と、最新の科学に対する興味があれば楽しめる書籍になっていると思います。

各偉人の人となりも書かれており、どんな人生を送った人たちだったのか?をうかがい知ることが出来、天才の人間たる側面を、29人連続で知ることの出来る、数少ない書籍であるとも言えます。

この本を一言で表すならば、「物理学の伝記」で、「誰か」でなく「物理学」そのものを伝記調にまとめた傑作だと言えるでしょう。
時系列で起こった事がまとめられた表も収録されているので、科学史の教科書として使っても面白いと思います。

一人でも好きな科学者の名前が挙がっていたら、全編を通じて読む価値のある書籍だと思います。
他人にもオススメできる、大変良い読み物でした。