3.08.2010

OS乗り換え完了。

ひととおり終わって一区切りついたので、今年はじめから狙っていたOSの乗り換えを実施しました。

これまではWindowsを使っていたのだけれども、非常に窮屈に感じていたので、いよいよ全システムをLinuxに移し変えることに。

色々吟味した結果、乗り換え先にFrugalwareを選びました。
pacmanベースの柔軟なパッケージ管理と豊富なパッケージ群、あと、非常にマイナーだということころに惹かれたわけですが、案の定、インストールだけで丸一日(昨日夜8時ごろはじめて、今さっき設定が終わったので、本当に丸一日)潰すという、非常にアレな状態に陥りました。

とりあえず使えるような状態になったのでポストしているんですが、つまずいたところを中心にメモをとっておこうと思います。

つまずいた点は、大きく3点。
ひとつめはサーバ。
今回は(というかいつも通り)stableではなくcurrentを導入することにしたのですが、全パッケージをもってきたら、CDけで10枚を越える量になるので、ネットインストーラを選択しました。

当然、インストール時にミラーサーバを選ぶのですが、地理的に近い台湾のサーバの健康度がよろしくないらしく、幾度も応答不能に陥ってくれるため、そこでいちいちインストールを中断しないといけない自体に追い込まれました。

結局、これは使えるミラーサーバを全部選択するという力業で回避しました。

2点目。
これは、1.2RC2を使っている(つまり、Currentのインストールイメージを使おうとしている)のが利いているのかもしれませんが、インストーラが落ちる落ちる。
しかも、重要なところでアボートしてgdbが動き出したりとか、そんな調子が幾度も続きました。(途中、せっかくだからとSolaris入れる実験してみたりした寄り道も大きな要因だけど、これのせいで一晩かかったところがもっとも大きい。)

色々試した結果、手元の環境では
・ReiserFSをファイルシステムとして使う
・パッケージは詳細チョイスをしない
という二つのポイントで回避できました。
(詳細チョイスができないので、いらないアプリも入ってしまいましたが、その辺はインストール後に抜けはいいので。)

3点目。日本語入力の問題。
これは、僕の使っているマシンが最近のマシンから比べればロースペックであることと、せっかくFrugalwareみたいな自由度の高いディストリビューションを使うんだから、あんまり常識にしばられたくないという思いがあってのことなんですが、ウィンドウマネージャにblackboxをチョイスしたがためにハマりました。

scim、scim-anthyなど、お馴染みの組み合わせを使ってもダメ。
結局、uimとanthyを使う方法で回避できる異を発見しましたが、.xprofileや.xsessionを起動時に読み込んでくれなくて困っています。(ここでIMの起動設定をしようとしているため。)

しかも、bash_profileや.profile、*rcに設定を書こうものなら、xtermを開く度に問答無用でそのコードを走らせてしまうので、現在回避方法を模索中です。
一応、設定としては

export XIM="uim-xim"
export XMODIFIERS="@im=uim"
export GTK_IM_MODULE="uim"
export QT_IM_MODULE="uim"
exec uim-xim &
exec uim-toolbar-qt &

を走らせることで日本語入力できるようになりました。

firefoxなんかでの日本語入力にはもうちょっと工夫が必要で、フォントを導入した後、/etc/profile.d/lang.shで定義されている環境変数を

export LANG=ja_JP.utf-8
export LC_ALL=$LANG
#export CHARSET=iso-8859-1
export CHARSET=utf-8

としてやる必要がありました。
得にCHARSETが重要で、これをしないと日本語が入力時にバケてどうしようもなくなるという、非常に厄介な減少に見舞われます。

とりあえず、今のところのメモはこんなところ。
フォントは/usr/lib/X11/fonts/TTF以下に入っているらしく、僕もそれに倣ってそこにまとめることにしました。
(他のサイトなんかだと、/usr/share/fonts...に置くようなやり方をしているから、そっちが本式かもしれないけれど、Frugalwareはそういうディレクトリのとり方をしていなかったので。)


それから、現在抱えている問題点が二つ。
・balckboxのシステムフォントを日本語にしたいなぁ(←今から調べる
・uimを起動時にうま〜く動かしたい。(←たぶん、balckboxが起動時に読む設定ファイルがあるだろうから、それに書いたらうまくいくか?

といったところかな。
とにかく疲れた。非常に疲れた。
でも、なんとか1日で入れ替えできてよかった。

この後、シェルをzshに替えたり、emacsの設定ファイル持ってきたり、ボチボチ環境を揃えていこうと思いまするよ。

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