2.04.2008

Index Serviceって、実はすごい気がする。

最近,coLinux上でもWindows上でも,ファイルを検索して探しだす機会が多くなった.
というのも,(プログラムのソースを含む)テキストドキュメントが山のように増えてしまい,そこから目的のものを探し出すのに最適な方法が検索であったからなのだ.

で,Linuxではlocateコマンドを使って手軽かつ高速にファイル検索が行えるのだが,Windowsでは[スタート]→[検索]などとして検索するためのキーワードを窓に打ち込んだ後,とっても遅い検索時間を,コーヒーの一杯でも飲みながらまったり待たなくてはいけないという,とても耐え難い苦痛を味わわなければならないのだ.

以前から私は,これはどうもおかしなことじゃないかと思っていた.
だって,私のコンピューターではIndex Serviceと名乗る,自称「ファイル検索を高速にする」サービスが常時稼動し,CPUがヒマそうにしていれば,やれインデックスを作れとはやしたてているのに,こんなに検索が遅いわけが無いと思ったのである.

こうして困った時に頼りになるのもまた検索.
そんなわけで,Index Serviceに関して色々調べてみた.
すると,やはり私と同じ不満を持っている人がたくさん居るようだ.
そのうち多くの人は,CPUを喰うという理由でIndex Serviceを停止し,GoogleDesktopに乗り換えたという.

けれども私はGoogleDesktopというのが嫌いだ.
いかにもハイスペックなマシンの余剰エネルギーをバリバリ使って検索しようなんて,贅沢企業の思惑が見え隠れする気がするからだ.
貧乏性の私としては,なんとしてもIndex Service――つまり,OS標準の検索機構――にがんばってもらいたいと思うのだ.

そもそも,これまで多くのCPU時間を食いつぶしたコイツに代わって,さっさとGoogleDesktopを導入するようじゃ負けた気がする.
そんなのは絶対に許されない.


と,前置きが長くなったが,その後の調べで管理ツールからたどる,各インデックスの持つ,カタログのクエリというのによる検索が,ものすごく高速であることが判明した.

これだ.これこそ,Index Serviceが私の非力マシンの尻をバシバシ叩きながら作成したインデックスの産物であろう!その検索スピードは,これまで使っていた検索などとは天と地ほどの差.まさに月とすっぽんとも言うべきものであった.

そんなわけでとても手堅い検索手段を見つけたのだが,いかんせんこの強力な検索手段,検索を行うまでに至る道のりが長い.管理ツール→インデックスサービス→該当インデックス→カタログのクエリとたどらないといけないのだ.
良く使うのだから,たとえばタスクトレイにアイコンを常駐させて,クリックイッパツで検索窓が出,出力結果をまとめてくれる――まさにGoogleDesktopが私のコンピューターでやろうとした仕事――ぐらいのことをしてくれても良いんじゃないだろうかと思えてきた.

で,インデックスサービスを自作プログラムから活用できないかと探して見ると,どうやらできるらしい.

新しい研究課題が見つかった.
インデックスサービスを,もう少し追いかけてみたいと思う.

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