6.23.2009

新しいメディアプレイヤーを買いました。

7年ぐらい愛用していた、Rio製のCarbonというメディアプレイヤーがついに壊れてしまいました。
ボディーがボロボロになっても、モニタ近辺の塗装がはがれてきても、元気に動いていたのですが、ついに充電池の寿命と共に壊れてしまいました。
電池を載せ替えればまだ動くかもしれませんが、既にRioがメディアプレイヤー事業から撤退していることと、長年使ったという理由から乗り換えることにしました。

そんなワケで、新しく購入したのがこちら。

イタリアPASENのその名もデジタルオーディオ&AVプレイヤーというオーソドックスな名称のプレイヤーです。(正式には、PASEN F13という製品らしい。)
ソフマップ特価で9,480円。もちろんポイントも付きます。
4GBという容量から見ると、もっと安いプレイヤーを買うこともできたのですが、最近移動時にビデオを見たい要望があったので、せっかくなら大画面がいいなと思い、コイツに決めました。

外箱裏面

動画閲覧(このプレイヤーのウリは、FLV形式をそのまま再生できると言うことみたい。)、音楽試聴に加えて、画像の閲覧と録音ができるそうな。加えて、FMラジオ機能やMicroSDカードによる容量拡張も可能。
これまで使って居たCarbonから比べればスゴイ進化だ。

さっそく自宅に帰って開封の儀。

内容物は思ったよりも充実していて、
・本体
・説明書
・かんたんダウンロードと称された案内
・イヤホン
・USBケーブル
・ストラップ
・シリコンケース
・画面ふき用の布
と、なかなかの充実ぶり。
特に後々探さなきゃいけないかと思っていたシリコンケースが同梱されていたのはうれしかったです。
(バリがあったりと、少々ケース自体のできには問題ありなので、気になる人は別のモノを買った方がいいかも。)

続いて詳細な仕様をチェック。

400x240ドットの250Kリアルカラー液晶搭載。ちなみにCarbonはモノクロディスプレイに文字表示しかできなかった。
対応する形式は多いけど、ウリになっているFLVの再生は、Youtubeでいうところのfmt=5オプションが必要な形式のみ。
最近Youtubeで用いられているfmt=18やfmt=22fmt=34やfmt=35なんかの、いわゆる高画質映像には対応していないらしい。
まぁ、画面サイズを考えれば、そんな高画質をこの画面で見てどうするの?と言いたくなるような大きさだから、あんまり気にならないけど。(それに、入れるならMPEGか3GPの動画だろうし。)

続いて本体を観察。

操作系統はiPhoneをにおわせる丸いボタンが画面右側に付いているだけで、あとはすべて画面上部の側面に配置されている。
残念なことにタッチパネルではないし、操作系統が直感的かと言えばそうでもない。まぁ、慣れの問題か。

驚いたのは、この時点ですでに電源が入るということ。
買ってきたら最初にすることが充電だった時代の人間なので、この至れり尽くせりな感じには驚嘆した。
しかもフル充電されているので、買ってきていきなり使い始めることができるのもGood。
FMラジオを聞くために使うとすれば、USBでPCとつなぐ必要すらない。

ちなみに裏面はこんな感じ。

メーカーロゴがでかでかと印字されている。
このまま使うのはちょっと恥ずかしいけど、シリコンケースに入れるとほとんど目立たなくなる。

本体側面はこんな感じ。

ディスプレイの写真から見ると、下側面に当たる部分。
画面中央に見えるのがMicroSD挿入口。
画面右手下方に放置されているのが、そのMicroSD挿入口を保護してくれるラバー。
このラバーがかなりキツめに作られていて、外して撮影した後、再度取り付けるのに大変苦労した。
もし今後これを購入しようと思っていて、MicroSDによる拡張をしないつもりなら、ここは開けない方が無難だと思う。

ちなみに、貼られている4GBと書かれたラメシール以外は非常に剥がしづらい。
そこで私は、先の平たいへらのようなもの(具体的には先の平たいピンセット)でシールを押し出すようにして剥がし、剥がした後のノリを4GBと書かれたシールでペタペタしながら取るという戦法で対処した。
なかなかうまく剥がれたので、ノリの後が残って困っている方が居たらお試しあれ。

んでもって、問題の操作パネル

中央が電源を兼ねた再生/一時停止ボタン。
右側にあるのが前へ/次へボタンとでも言おうか?役割はいろいろあるので、一言では言い表しづらい。
左サイドは+/-ボタンで、機能によっては音量ボタンを兼ねていたり、ファイルのサーチに使ったりと、こちらも多機能なボタン。

操作系はこれに加えて、画面横のやや大きめな丸いボタンだけ。
これでパッケージ裏に書かれていたような多機能を実現しているわけだから、骨が折れそうなことを想像していただけるだろうと思う。

続いて本体底部

最近のメディアプレイヤーに倣ってか、イヤホンジャックが底部に存在する。
USBポートもここにまとめられていて、その間には小さいながらリセットボタンが配置されている。
イヤホンジャックは上に欲しかったけど、まぁ最近のメディアプレイヤーを見ればオーソドックスな配置だと言えるだろう。

付属のシリコンケースに入れてみたところ

やはり付属のケースだけ合って、ぴったりとフィットするのがうれしい。
画面保護フィルムを着けたまま放り込んでみたけど、案外きちんと収まった。
画面端にある丸ボタンもむき出しにならない設計で、汗をかいた手で触っても大丈夫そうだ。
耳のように見える愛らしい部分はストラップを装着できる穴が開いている。
もっとも、首からさげるようなオシャレさんルックはしないので、たぶんストラップは封印したままだと思うけど。

それから、シリコンケースを装着したままでも各種ポートにアクセスできるという心遣いがうれしかった。

シリコンケースをつけると、大概のメディアプレイヤーでは操作盤が見えなくなってしまうのだけれども、付属品の利を生かしてか、ボタンの役割がわかりやすいように彫り込んである。
さらにMicroSDやUSB、イヤホンジャック、リセットボタンにもシリコンケースをかぶせたままでアクセスできる。USBがむき出しになるのはちょっと怖い気がするけれど、気をつけて運用すれば大丈夫だろう。
Carbonの時もむき出しだったわけだし。
加えて、写真は無いが、シリコンケースの背面には、ベルトに通すためとおぼしき穴まで開いている。

あとは中身についてだが、
・ メニューの文字が明朝体で少々見づらい
・ 付属イヤホンの音質は聞ける程度。決して良くはない
・ 標準付属の画面のテーマ4種類が、どれもセンス×
・ 他は日本に合わせてあるのに、なぜかFMの初期設定エリアがヨーロッパになっている
・ ファイルの参照と、そこからメニューに戻る手順が違う(たぶん、はじめて使うひとはつまずく)
・ FMの自動チューニング、8種類のイコライザ、ビデオのレジューム再生、テキストリーダ機能が便利
といったところだろうか。

どのぐらい長持ちするかによるが、機能だけざっと見た現段階では、満足行く買い物だったと思っている。
さっそく誰かに自慢したいんだけど、誰か暇な人は居ないかね?(笑)

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