9.08.2007

情報系試験制度が変わるらしい.

私の通う大学でも,(意味があるかは別にして)夏休み集中の基本情報処理技術者試験なんてものを実施しています.
で,そんな情報系の試験制度が大改革されるらしいです.

変化の概要は次の図をどうぞ.
http://www.atmarkit.co.jp/news/200709/07/l_ipa01.jpg

要するにいくつかの試験をまとめてすっきりさせた上,下級試験を増やす的な改革のようです.
私もなんどかアルバイトで現場に入ったことはありますが,資格こそもっているものの実務の出来ない人が居たこれまでの状況から考えれば,改革はいずれ必要だったろうことで,この新試験がどこまで現場のニーズに応えてくれるかが見ものだと思います.

一番驚いたのはシステムアドミニストレータ試験の廃止で,初級・上級で実施されていた各試験は,エントリ試験などに一部吸収されるそうです.

利用者と開発者で分けるのをやめるってのが主目的らしいですが,正直区別する必要が無いなら自分たちで作ればいいのにと思ってしまいます.

(たぶん,パブリックコメントで「話の通じない顧客とじゃいいシステムは作れない」なんてコメントが集まったのでしょうけれど,そういう人たちもひっくるめて商売相手であることを忘れているような気がします.)

今だって簡易データベースはエクセル+マクロで社内の出来るやつが,ちょっと凝ったシステムだってアクセス+社内の出来るやつがこなしてしまう時代です.
これ以上社内の出来るやつに仕事をとられたら,ソフトウェア屋はどうやって食べていくんでしょうね?

まぁ,アルバイトでしか現場に入らないうえ,プログラミングは趣味でしかしないイチ学生には関係のないことですが(笑)

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