5.10.2010

最近読んだ本の話。

タイトル通り。

今回読んだのは「水族館のはなし」という本。



著者は江ノ島水族館の館長さん。
僕自身、水族館や海洋好きとあって期待して読んだが、なんというか、形容しづらい読みにくさを感じた。

この手の教養書はハズレらしいハズレはそう多くないものだと思っていたが、まさか自分の興味のある分野の本で、これほどハズレ感を感じるとは思わなかった。

きっと、水族館の歴史や江ノ島水族館の方針等を記した記録としては優れているのだと思う。
けれども、なんともいい難い読みにくさを感じ、途中何度も挫折しかけた。

後半に出てくるバイジーの保護や、日本産淡水魚の話は、内容の面白さもあってすんなり読み進めることが出来たが、それ以外の所は文章が悪いのか内容が悪いのか、読み進めようという気になかなかならない書籍であった。

決して内容がおもしろくない訳ではない。
水族館の歴史的な話や、展示方法、展示生物の話、水産資源大国日本がどのように水族館や水棲生物に関わっているのか?など、テーマとしてはいずれも興味をそそる、大変優位で面白みのある物だと思う。

けれども、何度も書くが読みづらいのだ。
どこがどう読みづらいか、僕自身わかっていないので、それを書けないのが大変歯がゆいが、最後の最後まで読みづらさの残った一冊として、感想文をまとめたいと思う。

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