12.06.2009
タミヤ ペイントリターダー(アクリル)を使ってみた。
意外に便利だという噂を聞きつけ、タミヤが最近発売した、ペイントリターダー(アクリル塗料向け)を、ビック特価200円でゲット、早速使ってみました。
(アマゾンより安いんじゃないかと期待してかってきたけど、大差なかったw)
まず、リターダーってなんぞやってとこからおさらいしておくと、(とても乱暴な言い方をすれば)塗料の乾燥を遅らせてくれる薬剤のこと。
塗料にたいして10パーセント以下の割合で加えることで、その効力を発揮してくれるようです。
で、乾燥が遅くなって何が嬉しいかというと、筆塗りでムラが出にくくなったり、作業を長く続けることが可能になると言うこと。
特にこのリターダーについて言えば、アクリル塗料を使っているときに遭遇しがちな、塗料がダマになる現象を防いでくれるあるそうな。
早速、ミスター水性ホビーカラーの赤と、タミヤカラー(アクリル)の白を混色したピンク色の塗料に、スポイトを使って一滴だけリターダーを加えて塗装にチャレンジしてみました。
まぜてみると分かるけれども、見た目にはほとんど変化はありません。
結論から言えば、「案外良い」というのが正直な感想。
アクリル塗料は、プラモデル製作において一般的に使われるラッカー塗料(油性アクリル塗料)に比べて乾燥が遅いというのがひとつの特徴であって、リターダーを使う前は、「これ以上乾燥を遅くしてどうするの?」と思っていたけれども、思った以上の効果でビックリ。
確かに乾燥はこれまでと比べても遅くなったけれども、筆塗りによるムラは出にくくなったし、長く塗装していても、塗料がダマになってモロっと筆先から出てきてしまう症状はなくなった。
加えて、個人的には塗料が分離しにくいようにも感じた。
特に水性ホビーカラーとタミヤカラーの混色では、力を発揮しそうな感じ。
臭いがあるのかな?と思ったけれども、ほぼ無臭。
原材料は水と有機溶剤って書かれているけれど、ラッカー系溶剤にみられる独特の香りも、アルコール系の持つあまーい香りも、接着剤の持っているツンとくる香りもなかった。
指にたらしてこすってみると、若干アルコールのような臭いはしたけれども、ほとんど気にならない程度。
アクリル塗料向け溶剤を使わないで、塗料を瓶から直接取り出して塗るようなタイプの人なら、よりこのありがたみが実感できると思う。
現在は小さな範囲でしか運用していないけれど、今後広い範囲で使ってみたいと思いました。
(やったことは無いけど、エアブラシ塗装にも使えるんじゃ無かろうか?)
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