今回読んだのはこれ。
なぜ現代に、エクソシストという、ちょっと考えると中世の遺物とも言える職業の需要が高まっているのか?という話を追った、ノンフィクションものです。
文章はとても読みやすく、グイグイと読みすすめることができました。
話の舞台はイタリアはローマ、またバチカンに集中していて、あまりヨーロッパの文化やキリスト教に馴染みのない人だと、?が浮かぶ場面も多々あるのかなと思いました。(幸い、多少馴染みがあるので、私自身が?になることはありませんでしたが。)
現代のエクソシストがどういった活躍をしているのか?
また、オカルトやスピリチュアルといった現代日本で流行しているブームが、ヨーロッパではどのように捉えられている文化なのか?
さらにはサタニズムとはなんなのかといった話にまで話題は広がっていき、教養書として大変楽しめる一冊だと思いました。
この手の話に興味のある方は、ぜひ。
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