8.15.2009

夏らしいこと第2弾。

写真がないのが恐縮ですが、夏らしいこと第2弾として、海に行ってきました。

海といっても海水浴ではなく、豊洲→浅草ルートを通っているヒミコという自称「近未来型」の水上バスに乗ってきたという話です。

が、結論から言えばこのヒミコ、ハズレです。
乗る楽しみ、語る楽しみ、見る楽しみ、いずれもダメダメでした。

松本 零士氏自身はそれほど好きでないものの、氏が力を入れてデザインしたボディーの船だと聞いて楽しみにしていたのですが、やってきたのはナウシカの王蟲を激しく劣化させたようなデザインの、なんとも言えない船。

中に入ってみると、海の風も波もちっとも感じられない無機質な内装。
加えて、チープなソファとテーブル、座席数稼ぎが見え見えのチェア。
暑い日だというのに、微妙な効き具合の冷房。
(しかも、冷房からは若干ガソリンの臭いが…。)
さらに、明らかに使い古された感のある、銀河鉄道999のパネルが設置されているという、なんともお粗末な様子でした。

周辺の観光情報を案内するアナウンスこそ、銀河鉄道999の登場キャラクター達の声で行われていましたが、これもエンジン音にかき消されて、ほとんど聞こえない始末。
とまぁ、とにかく最悪でした。

これで1000円ちょっとという料金は、だまされた感じ。
ぼったくりタクシーもいいとこだと思います。
(あのフォルムなんだから、海中に潜るぐらいの芸当は見せて欲しいものです。
でなければ、景観にそぐわない、気持ち悪いデザインは即刻廃止すべきだと思います。)

浅草から回ってくるルートには、豊洲で降りない(つまり、浅草→豊洲→浅草)ルートがあるようで、親子連れの多くはそれを利用している様子でしたが、子ども達は片道の35分間だけでぐったり。

帰りの豊洲→浅草間のルートでは、周りの景色を見ることもなく(といっても、見るほどの景色があるわけではない)、すっかり携帯ゲーム機でのゲームに興じていました。

なんだか悲しくなって、浅草観光をしたあと、秋葉原ヨドバシに寄って、ジェガンと旧キットのマゼラアタック、W・Bを購入してきました。(←船の話と関係ない

寂れているなぁという感じは、先日訪れたときと変わりませんでしたが、コミケ初日終わりということもあってか、人が大勢いました。
それでも活気が感じられなかったのは、やはり秋葉原が衰退していると言うことなのでしょうかね。

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