12.23.2007

M-1グランプリ

毎年恒例のM-1グランプリ.私は敗者復活戦から見ました.
サンドウィッチマンが決勝1回戦で使ったネタ,敗者復活戦準決勝で使ったネタと同じものでしたね.
でも,2回見て面白いネタでしたから,最終ラウンドに残ったのは個人的にも納得のいくものでした.

最終的に優勝したのもサンドウィッチマンでしたが,最終ラウンドではどのコンビもネタの荒さが目立ったような気がします.
特にキング・コングに関しては,負けられないという気負いと,緊張とがあったうえに,1回戦で使ったネタほど練習をしていないなという印象を受けました.

トータルテンボスも同じで,1回戦で使ったネタほど練習していない印象を受けました.

この2組に関してそんな印象を受けた大きな要因は,おそらく1回戦と最終ラウンドとで使ったネタの方向性が同じだったからだと思います.

それに対してサンドウィッチマンは方向性の違うネタを投入してきたのが,勝因の一つではないかと.
その「方向性の違うネタ」によって,疲れていた審査員/観客も笑わせることができたというのは,非常に大きなポイントになったと思います.
毎年思うのですが,8組で決勝1ラウンド→3組で最終ラウンドというのは,審査員も観客も視聴者も疲れてしまうんですよね.

特にトータルテンボス/キング・コングに関しては方向性が似通ったネタだったということもあり,ちょっとやそっとの予想外では誰も笑わなかった→つまらなく感じたということではないかと,個人的には考えています.

もし,みんなが元気な状態であのネタを見たら,十分な笑いの取れるネタだったと思いますし.

昨年に比べて接戦だった印象の強い今回のM-1,来年のサンドウィッチマンの活躍が楽しみです.

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