4.17.2011

読書?

今月5冊目かな?
3月分を取り返すペースにはなってるかも。
ただ、積んでる上に今日もたくさん本を買ったので、まだまだ読みますよ。

アザゼルさんのようなコミックばっかり読んでるわけじゃありません。
今日読んだのはこれ。



数学はじめの一歩。
ジュンク堂書店の話題書のコーナーに並んでいた一冊。
数学絵本の類です。

中身はキャラクター図鑑の名のとおり、数学に出てくる主要な記号や概念にイメージイラストと性格的な特徴付けをした絵本という感じ。

数学パズル的な要素はなく、数学入門書の匂いもゼロ。

漢字が使ってあることや一部にフリガナが振ってあるところから、中学校の一番最初の数学の授業で、生徒に読み聞かせるといいんじゃないかと思いました。数学アレルギーの予防として。

ただ、数学教育を受けてきた人から見ると、学べることはないです。
キャラクターも特別可愛いものではなく、最近話題の萌えるホニャホニャとは大きくかけ離れています。
よくも悪くもアメリカの幼児アニメ風です。

残念だったのは、統計グループで出てくる円グラフのキャラクターが、パイを模した3Dの円グラフを掲げているところ。
視覚的な効果として3Dの円グラフは正しい情報を伝えることができないので(奥行きが感じられるため、手前のチャートより奥側のチャートのほうが、同じ比率でも狭く感じる)、こういう入門的な位置づけにある書籍には使ってほしくなかったです。

中に入っていた樹脂製の固めのしおりは色々重宝しそうです。
価格は高いうえに、内容的にも誰かにおすすめしたくなる書籍ではないですので、これから買おうと思っている方はご注意を。

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