続けて二冊。
今月四冊目にあたる、ひとつめの書籍はこちら。
「プログラマが知るべき97のこと」の訳書版。訳書では日本人プログラマによる10の知るべきことが追加されて、プログラマが知るべき107のことになっている。
内容はエッセイをまとめたものであって、人によって語っていることはかなりバラバラ。
(達人プログラマが良い書籍そうだというのは読み取れた)
もっとも、プログラマとしてやるべきこととか、心がけるべきことじゃなく、知っておくべきことなので、世の中にはこういう価値基準で動くプログラマも居るんだということが知れたのは良かったと思います。
そんなわけで、内容について包括的にあれこれかけませんが、ただ一点。
日本人プログラマによる10の知っておくべきことは、手を抜き過ぎだと思います。
最初に気になったのはフォントの大きさ。
字を大きくして印刷している上、行間が広く、片手間に書いたような感じが見られました。
加えて、それまで97もの海外プログラマによるエッセイを読んでいる事もあってか、そのデカ文字で行間広め、しかも雲をつかむような話ばかりで、とても薄っぺらく感じました。(唯一記憶に残ったのは名前重要ぐらい。でも、最後だから印象的だったのかも)
これについては、せっかく10加えるわけですから、もっときちんと詰めてやってほしかっと思います。
文章だからこの品質でリリースしていいんでしょうか?対象がプログラムであれ文章であれ、少なくとも字の大きさや行間には統一性を持たせて、品質にも木を配るべきだと思いました。
で、今月五冊目に当たるふたつめの書籍。
プリンセス・トヨトミ。
結論から言えばハズレ。
具体的にここが!あれが!というのも挙げられるんだけれども、一番は読んでいてワクワクしない事。
そして、ワクワクしない最大の要因は、おそらくだけれども経験が共有できないからだとおもう。
正直なところ、そんなに大阪詳しくないし、街の細かい描写をされても、経験として共有できないから物語の中に入っていけない感じがしました。
たしかに話は荒唐無稽でツッコミどころ満載なんだけれども、なぜ映画化するほど人気があるのかワカラン書籍でした。
久々にチョイスした小説としては、完全に間違ったなぁと思います。
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