5.31.2011

読書。

続けて二冊。

今月四冊目にあたる、ひとつめの書籍はこちら。

「プログラマが知るべき97のこと」の訳書版。訳書では日本人プログラマによる10の知るべきことが追加されて、プログラマが知るべき107のことになっている。

内容はエッセイをまとめたものであって、人によって語っていることはかなりバラバラ。
(達人プログラマが良い書籍そうだというのは読み取れた)

もっとも、プログラマとしてやるべきこととか、心がけるべきことじゃなく、知っておくべきことなので、世の中にはこういう価値基準で動くプログラマも居るんだということが知れたのは良かったと思います。

そんなわけで、内容について包括的にあれこれかけませんが、ただ一点。
日本人プログラマによる10の知っておくべきことは、手を抜き過ぎだと思います。

最初に気になったのはフォントの大きさ。
字を大きくして印刷している上、行間が広く、片手間に書いたような感じが見られました。
加えて、それまで97もの海外プログラマによるエッセイを読んでいる事もあってか、そのデカ文字で行間広め、しかも雲をつかむような話ばかりで、とても薄っぺらく感じました。(唯一記憶に残ったのは名前重要ぐらい。でも、最後だから印象的だったのかも)
これについては、せっかく10加えるわけですから、もっときちんと詰めてやってほしかっと思います。
文章だからこの品質でリリースしていいんでしょうか?対象がプログラムであれ文章であれ、少なくとも字の大きさや行間には統一性を持たせて、品質にも木を配るべきだと思いました。


で、今月五冊目に当たるふたつめの書籍。

プリンセス・トヨトミ。
結論から言えばハズレ。

具体的にここが!あれが!というのも挙げられるんだけれども、一番は読んでいてワクワクしない事。
そして、ワクワクしない最大の要因は、おそらくだけれども経験が共有できないからだとおもう。

正直なところ、そんなに大阪詳しくないし、街の細かい描写をされても、経験として共有できないから物語の中に入っていけない感じがしました。

たしかに話は荒唐無稽でツッコミどころ満載なんだけれども、なぜ映画化するほど人気があるのかワカラン書籍でした。
久々にチョイスした小説としては、完全に間違ったなぁと思います。

5.30.2011

OpenJDKは今後どうなるのか?

OracleがOpenJDKの規約づくりに着手し始めたという話

正直なところJDK8のリリースが遅れるなんてことは、個人的にどうでもいい話なんだけれども、これはOpenなハズのコミュニティのトップに、コミュニティのやり方を知らない人間が、そのプロジェクトを主導する企業の幹部だという理由だけで就任するという事になる。

これは、コミュニティ主体の、いわば民主主義的なやり方に反しているように思える。
こういうやり方だと、おそらくコミュニティベースだった開発者は離れていくだろうし、そうなるとSunがJavaをOpenにした時の意義は薄れて、OracleとIBMの開発者が共同で作ったJDKに成り下がるだろう。

ともなれば、結局はそのコントロール権が企業に帰属してしまうわけで、InterBaseの時のように、いずれはClosedに戻り、結局オープンな箇所からforkしなおす必要が出てくるのではないかと思う。

ここまで規約なしでもうまく廻ってきているように思えるコミュニティに、こうした規約を設けることは、果たして正解なんだろうか?

企業として製品を管理下に起きたい気持ちはよくわかるけれども、それはOpenなSoftwareには通用しないやり方だと、過去が語るような気がしてならない。 

5.29.2011

休日のひまつぶし。

久々に台中の国立博物館に行ったら、2Fの水槽からナンヨウハギが消えてて悲しくなりました。
どうも僕です。

今は個人的に魅力のある展示はやってなかったので、ブラりと全体を見まわる感じで楽しみました。

以前来た時には準備中だった、科学館2Fの半導体関連コーナーがオープンしていたので、早速体験。

 

こんなところにもMuraTechが!!と思い、思わずパチリ。

街のビルにも半導体が使われてるんだよ!というコーナー。
大人も子供もガチャガチャと装置を動かして遊んでいました。

 

台湾人はこの手の「顔を出して写真が取れる」施設が大好き。
私が写真を取る前も、2〜3組みのカップルが代わる代わる顔を出して写真を撮っていました。

 

で、お約束のエラー画面。
半導体コーナー奥で、人がまったく居ないので不思議に思って近づいてみるとコレですわ。
周囲の台湾人が見向きもしない中、思わずパチリ。 
エラーの出方的に、もとのソフトは.NETテクノロジを使って書かれている感じ。

NVIDIA提供のチップ。英語の解説がなく、何が書いてあるのかチンプンカンプンでしたが、32億の何かと40ナノメートルの何かがキーワードになりそうなのは確か。
半導体製造プロセスの話かな?

 

人々が並んでいたのはシューティングゲーム。
大人のほうが熱中しているのはお約束か。

 

おやつにビッグマックを食べて退散。
日本では台風やら何やら大変そうですが、こちらはバツグンの天気で、いい息抜きになりました。
やっぱり博物館はイイネ! 

5.28.2011

読書。

今月3冊目。

東大・京大で3年連続1位!といういかにも釣りくさい(失礼)オビがついた一冊。
内容は考え方の考え方。(打ち間違いじゃないです)
メタ・考え方、メタ・思考ともいうような内容です。

作者が書中で語っている方法を使って、「考え方」というテーマで日々考え、集めている情報を文章に書き出して、エッセイとしてまとめました。といった書籍で、ひとつひとつの項は短く、文体も(表現の古さを除けば)とても読みやすいと思います。

個人的には、新たに「これぞ!」と思えるようなモノには出会えませんでした。
タイトルには整理学とありますが、学ではなく、中には自画自賛な文章も出てくるので、そういうのが苦手な人は嫌な本だと思うかもしれません。

オビの語るほど良書ではないですが、暇つぶし程度にはいいんじゃないかと思いました。

5.23.2011

読書。

続けて2冊目。

というか、こちらを5月頭から先に読んでいたんだけれども、内容を理解するのに苦慮し、加えてスパロボZの誘惑があり、読み切れていなかったもの。

出張での行きの飛行機でドヮーっと読破してしまいました。








読んだのはブルーバックスの海のなんでも小事典。

なんでもとは名ばかりで、書籍の前半は潮汐、後半は海洋地質学に関する話題。

申し訳程度に海洋基本法に関する話題が組み込まれているけれども、それも巻末1章程度です。

そんなわけで実態は、「海の物理と地形の基本」といった所じゃないでしょうか。

著者は元または現、海上保安庁職員の理学博士4人で、著者たちが実際に経験した海の調査の話など、とても現実味のある話題が満載されているだけに、タイトルが形だけというのはとても残念です。



話題についても日本近海に絞っている部分が多く、世界の海との違いを認識できる場面はあまり多く無かったです。

また、海洋化学、海洋生物学、海洋環境学の類の話は全く登場しないので、そのあたりを期待していると実につまらない書籍に出会ってしまったと思うかもしれません。

けれども事典の部分は本当で、各項目が系統だてて分けられ、簡潔な説明文で解説されています。

数学的あるいは物理的な背景についてはコラムにまとめて本文外にだしているため、数式が理解できないと内容もわからない状態には陥らないと思います。

(ただ、そのためにはとにかくこうなると受け入れる柔軟な考え方が必要です。)

個人的には潮汐の話題、中でも長期観測によって初めてわかる波の影響のあたりが興味深かったです。

海釜の形成過程や海洋資源の利用など、今後の研究題材として考えさせられるトピックもあって、ますます海洋学への興味がわきました。

海洋系学問を専攻している大学2年生ぐらいならば、読んでみると楽しめるのではないかと思います。

読書。

今月あんまり読めていないのは、月頭に第二次スーパーロボット大戦Zを買ってしまったため。

今二週目です。

そんなこんなの今月1冊目。








かつて光文社から出版されてベストセラーになった「読書術」。

今回読んだのは、それが岩波ライブラリに入ったものです。

光文社版との大きな違いは、あとがきに30年後の著者から見た補遺が加えられている点です。

あとがきが1992年で、その時点で30年といっているので、もう50年も前の書籍になるんですね。

内容は、「術」から想像できる、読み方指南のような内容は薄く、心構えというか、考え方というか、読書をする上での精神面でのスキルに言及した部分が多いです。

さすがに50年前の本ということもあって文体は古めかしく、表現も現代風ではないですが、そこを差し引いても読みやすい部類に入る本だと思います。

読む本の指南はしないとしながらも、論語や聖書などを万人にといって薦めている場面があったり、目次だけで言いたいことの90%以上が言われていて、内容を読むだけ時間の無駄という説があったり、場所場所によって力の入れ具合が違ったりといった点が気になりましたが、本を読む上で僕自身が経験的にやってきたことの大筋が間違っていない事が確認できたのでよかったです。

日常的に本を読む人にとってみれば、何を今更アタリマエのことをと言いたくなる所がたくさんありますが、読書が得意じゃないけれど、読書をしてみたいと思う人には、その読み方指南としておすすめできます。(先にも挙げた文体の古さが気になるので、現代語訳で再編してほしいものです。)

5.22.2011

僕のコアってなんだろう。

ネットサーフィンしながらであって、ついつい最後まで読んでしまったこちらの記事。

コアの能力をじっくり育てよう - 統計学+ε: 米国留学・研究生活

で、すごく考えさせられた。僕のコアってなんだろうと。

たぶん、いや間違いなく、プログラミングでない事は確か。
エンジニアとしての生き方を読んだり、最近あれこれ仕事で取り組んでみて、ようやく認めることができるけれど、僕にはプログラミングは向いてない。

僕のコア、芯になる部分、そういうのを見つめ直す時間が必要だと思う。
そこがしっかり理解できたら、もっと先の景色が見えるのかなぁ。