バス横転事件で、「学生が重大な事件を起こして申し訳ない」といって大学が謝る。
そんな必要あるんだろうか?
日本は組織に責任を求めすぎている気がする。
大学生とはいえ、大学3年生ともなれば立派な大人だ。
そんな大人の生活指導を、大学がする必要があるんだろうか?
そんなところに予算を割くなら、充実した教育や研究のために費用を使うべきだ。
大学は、幼稚園じゃない。
学生がしたことの責任を大学が感じる必要があるのは、大学として誤った教育を施していた時だけで十分だろう。
それだのに、どうしてこうやって記者会見まで開いて、謝る必要があるんだろうか?
そんな無意味なことはよせばいい。
「悩みは聞いていない」なんて当たり前だ。
優秀な学生であるなら尚更、大学はそういう人生相談をする場じゃないことぐらい理解している。
もし「悩みを把握していない」として釈明する人たちが居るとすれば、それは親兄弟、そして友人の類だろう。
大学として学生一人ひとりの悩みまで把握するような、そんなところに予算は使ってほしくない。
一人の大人が起こした事件だ。
就職前の学生だからって子供扱いする必要はない。
ましてや留学経験もあって、留学するという判断も自分でできて、農学分野で活発に議論を交わせるほどの大人だ。
大人の責任は、大人自身が負うべきだろう。
大学が誤った道筋に導くような教育を施していないのなら、大学が出てきて釈明する必要はないと、新聞記事を読んで思ったのでした。
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