12.25.2011

スマホとテレビに思うこと。

スマホが欲しくなって、いろいろ品定め中なんですが、どれもしっくりこないものばかり。

何がひどいって、スペックばかりのバカ面スマホばかり。
デザインはみんなHTCがiPhoneを真似た、あるいはGalaxyが確立したあのスタイルをそっくり真似てばかり。

少し変わったデザインかと思えば、スライド式のハードウェアキーパッドを備えるというスマートな姿から遠く離れたデザイン。

コンセプトモデルですら、コンセプトを伝えきれていない。
例えばTOUCH WOOD SH-08C、木を生かしたデザインなのに、ディスプレイ面の金属のフチどりは何だ?
銀の縁取りが森を喰らい尽くす工業世界を表しているようで、全部を台無しにしていると思う。
無駄に分厚いし、液晶面には無駄が多いし、挙句は上面端子部の樹脂カバーとチープなデザインのボタンが安っぽさを演出してる。

全然スマートじゃない。
何なんだろうか。本当に売る気があるんだろうか?

加えて気になるのはデカさ。
どこがスマートなんだと。むしろ怒りすら覚えるような筐体は、iPhoneの一人勝ち状態が当然と思えてくるほど。

iPhoneがもう少しオープンなシステムであれば速攻でiPhoneを選択しているところだけれども、いかんせん、今日のクローズドシステムの代表選手とも言える製品だから、おいそれと手を出す事はできない。
(根っからのMacユーザだったなら別だけれども。)

パソコンと違って成熟している市場ではないし、心惹かれるスマホも無い。

ひどい話だと思う。欲しいと思っているのに、欲求を満足できるだけの製品は世の中に無いのだから。



もう一個。テレビの話。
ふとテレビを見ていて思ったのだけれども、ペアレンタルコントロールの付いたテレビってないんだろうか?
子供に見せたくない番組をインテリジェントに探してロックしてくれるような。

最近の録画機器の進化を逆に使えば、十分可能な技術だと思うんだけど
各社が付けていないのは、テレビ局とのスポンサー関係があるからなんだろうか。

「子供に見せたくない番組」なんていう誰も得しない、なんのためにもならないランキング作りに金を使うくらいならば、コントロールできる機器の開発に投資しようとは思わないんだろうか。

そんな事を思ったのでした。

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