前々から興味はあるもののいまいち本腰を入れて取り組めてないもののひとつに地学があります。
そんな訳で読んだがこの一冊。
「学びなおすと地学はおもしろい。」という、筑波大学の名誉教授が書いた書籍。
地学なんてやったことのない僕から見ると、内容は「難しい」の一言。
知っていて当然という体で書かれている地学用語だらけだし、図も手書きのような図がたくさんあり、見づらいと思える箇所もありました。
加えて読点が非常に多い文章で、呼んでいて疲れる一冊だったことも残念に思いました。
(退屈な講義ってこんな感じだったなぁと思い出す一冊でした)
反面、取り上げている話題自体はとても面白く、場所場所で参考になる文献の話が上がっていたり、参考書籍紹介が充実していたりする所が個人的には好感がもてました。
(このへんも退屈な講義と似ているところです。)
ただ、おそらくこの書籍の目的であろう「地学を学びたくなる気持ち」は、読了後ムクムクと大きくなっていて、帰国したら参考に挙げられていた書籍を買って地学に取り組みたいなぁという気持ちにさせる書籍でした。
読点の多い文章に抵抗がなく、地学に興味のある方にはおすすめできる一冊だと思います。
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